604E自作エンクロジャー
samoTさんから譲っていただいた
604E
裸のままで聴きたい衝動を抑えて
バッフルのみ取り急ぎ作った
これに取り付けて試聴した
出てきた音に、これは大変なことだと思った
バランスと
リアリティーさと
orientationも
申し分ない
16Ωだが能率が高いので
音量も大きい
ヒャリング
MILES DAVISのモダンジャズジャイアントに入っている「swing spring」の音が、空間にパーっと散って結んで・・・その新鮮さに驚いた。何かドキドキして久しぶりに何枚も何枚も聴きたくなる衝動に駆られた。最近、珍しいできごとだ。
ART PEPPERの「ベサメ・ムーチョ」は、本当に雰囲気が伝わる。今までは、風変わりなテーマーだと思っていたが、これは得意なパートだと感じるほどのっている演奏である。
サド・ジョーンズの「APRIL in PARIS」は、いつもいつ外れるのだろうかと気が気でない演奏だが、604Eでは見事に聴こえるのはどうしたことか。先般、K氏宅へ6C33C−Bの納入に行った際のヒャリングでは、外れそうで外れていた?ような演奏だったことが記憶にある。確かにこの日のサド・ジョーンズの調子は唇は荒れ最低であった。それが・・・信じられないことが起こった。
ショスタコービッチ指揮の「革命」やマーラー作曲の「大地の歌」もスピーカーの存在を忘れて聴きこめる。いままでは何か不満があったと思うが、完璧に音楽に没頭できる。すばらしいことではないか。
当初はバッフル板のみで聴く
人生ステップ倍ステップ
だから、いっぺんに専用エンクロジャーには入れない。のちの楽しみにとっておく。資金が不足しているのも事実だが・・・つまり、これは趣味の範疇なのである。今度は、倍になると思って我慢することも大切だ。
自作の箱に入れる
↓
なんとも端正なフォルムだとは思わないか(きちんと取り付けたはずが、少し右上がりか?)
手前は、720Hz向こうは1500Hzの2CHクロスオーバー・フィルター
今回のヒャリングは、指定どおり1500Hzのクロスオーバーとした。
プリアンプは`95.06 No.128?完全対称型TRプリアンプ
パワーアンプ`94.06 No.133 オールFET完全対称ドレイン出力DCパワーアンプである。今度は、真空管プリと真空管パワーでの比較をすることになるが、結果が楽しみである。
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2001.10.07 1版 このページの画像ファイルはJPGとしている。