モノーラルとマルチアンプの勧め
パイオニアS-922はフロアータイプのスピーカーだ
製作試聴会では出番の多いスピーカーだった
当然、試聴会では3CHマルチで鳴らす
自宅では、ネットワーク式のスピーカーに張り付いたような
音も、たまには聴かなければと元に戻して聴いている
どうも音が前に出てこない
いくらBGM代わりにとは云っても
楽しくない(ラジカセの方がましだ)
早速、簡単な2CHのフィルターを作る
クロスオーバーは、720Hzとした
トゥイーターは9KHz以下をコンデンサーでカットだ
S922は元々、2Kと10KHzのクロスオーバーだが無視した
音はぐいぐいと前面に出てくる
しかもモノーラルのレコードを
モノーラル用DL102でひろい
マルチで鳴らすから、たまらない
アンプは
プリアンプは、`95.06 No.128?完全対称型TRプリアンプの片CHをDL102用(K97→FD1840)に変更して使う。パワーアンプは、`94.06 No.133 オールFET完全対称ドレイン出力A級50W/AB級120WDCパワーアンプだ。これ1台あれば足りる。いつ何時、マルチにしたくなるか分からないから、パワーアンプも台数に余分がないと四苦八苦する。
手持ちのSEコン22000μF×2
全部片CHで済むから手間も資金も半分、ケースは要らないかも・・・
アルテック604e用のフィルターへリンク
クロスオーバー周波数は
S-922用に金田明彦先生が勧められたものは、800Hz、8KHzの組み合わせだった。タイトな音で試聴会を盛り上げた。今回もそのあたりにしようかとも思ったが、手持ちのSEコンデンサーに20000μFがなかった。
スコーカーはパイオニア製PM−500、年代ものだ。700Hzから使用できるから丁度良い。
トゥイーターは、S-922オリジナル(PT-R5相当) 2.2μFで低域をカットする。
9KHz程度から上を受け持っていることになる。
S-922 真ん中の26センチのウーファーだけ使う。見えるトゥイーターは別物だ。スピーカー振動板は紙ではなくカーボングラファイト製で、爪で叩くとコーンとはじける音がする。
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2001.09.29 1版