不思議なこと  No.251ミキシングIVC
  2018.07.13 Fri




ロータリーSW式帰還抵抗を外し
トグルSWによる抵抗切替式に変更

No.251ミキシングIVCは電流伝送プリと電圧伝送パワーを繋ぐアイテムとして重宝している
これの帰還抵抗をロータリーSWによる42円の金属皮膜抵抗を用いたところまでは話した
クール・ストラッティンを聴いていた 気持ちよくVRをMaxにするとパワーアンプ3台の全ての保護回路が働いた
相当のDCオフセット電圧が発生したのだろう
ロータリーSW帰還抵抗の値によりこの電圧が変動する?Ioは20mAに設定してあるが10Ωを介して測ると大きくずれていたからこれを調整する
これを調整するとDCオフセット電圧が変動するから何が何だか分からずに放置してあった
ただロータリーSW帰還抵抗をオリジナルの通りトグルSWによる抵抗2つで2段階のゲイン変更方式に変えてみたが状況は同じだ
入力は2回路ありD/AコンバーターとPhonoとしており1つが開放でもDCオフセット電圧に変動はない当たり前の動作をしていたものが崩れた 何から何まで不調だ
No.221プリでNo.192パワー(メインのステレオシステム)を動作させたくてNo.141真空管プリのフラットアンプを改造したミキシングIVCを引っ張り出してPhonoを2台繋ぎプレーヤーによる音の違い等を堪能して過ごしていた こちらのミキシングIVCはバラックのようなものだが正常に動作する こちらがリファレンスになりそうである?
1週間も経った頃の昨日思い直してあちらこちらと測定すると何もなかったような所作をする
時間で変化するのかと思い通電のまま3時間程放置するも安定している
原因不明なことほど嫌なことはない
ここのところこの様なことに関わったり釧路市へ1泊で行ったりしていた
年令とともに物事の進捗具合が遅くなる 以前はもっとガツガツと貪欲に夜更かしして探求したものが今は直ぐに床に入るのである
原因は分からない 迷宮入りかも 分かったらここで触れてみる

2018.08.02
孫のピアノ発表会をDATと金田式FETマイクにて録音したがマイクの+62VのREGを2重化しなかったためヒスノイズが大きくて一寸聴くに耐えなく反省シキリ 2重化は簡易的にLM338を用いてクリアーした さてこのDATに収録した音を聴くのにATTを繋ぐやらラインアンプに繋ぐやらするも好ましくない
結局DATのライン出力に抵抗1KΩ内蔵ケーブル経由にてNo.251ミキシングIVCに入力することで解決 しかしレベルコントロール用の帰還抵抗ロータリーSWを2段階固定にしたため使い勝手が良くない また元の帰還抵抗をロータリーSWに戻して聴いたがヒスノイズに埋もれたピアノ演奏だが臨場感抜群だ 次回の収録は完璧に行こうと思う そしてCDに焼いて孫家族にも聴いてもらいたい
元に戻した

こうしてみるとNo.251ミキシングIVCは本当に優れものだと思う 色々なデバイスをコネクションして存在を忘れるようにして働く縁の下の力持ちなのだ
金田先生次は真空管式ミキシングIVCの発表を期待したいです 真空管式チャンネルデバイダー(フィルター)も如何なものでしょうかね

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