MG-3675 vs DL-103       夢クラフト ph7  
2021.5.1  MMカートリッジ vs MCカートリッジ 
 これはph7の備忘録
今更ながらMM用 EQpreAMPを製作してみた
このことは先に述べた
中電のMG-3675用だ
これと今まで愛用のDL-103を比べた

A  MG-3675用eqAMP+lineAMP
SEコンデンサーのところはすべてスチロールコンデンサーとした
カップリングコンデンサーも 0.12μFスチロールコンデンサーとした
なにしろコストはパーツ代12~13千円(ケース除く)さらに金田アンプはシンプルだ 下の回路図は金田式でないプリだが金田アンプに馴染んでいると石は少なく抵抗やコンデンサーが少し多いと思うもののこれはさらにシンプルな構成だ
モーターはDP-6000

B  DL-103用は既存の常用システム
No.221プリ SEコンデンサーが指定のところはSE カップリングコンデンサーなし
モーターはSP-10Ⅱ+金田アンプドライブ

パワーアンプやスピーカーなど
ウーファー:アルテック416-AダブルをNo.159 オールFETプリメインアンプのパワー部で駆動
スコーカーとツィーター:オンケンをNo.192 オールFETプリメインアンプのパワー部で駆動
チャンネルフィルターは電圧伝送方式の6dB/Oct

初めから比較にならないような気が

MG-3675の方が分が悪いかと思うが まあそう言わずに
これらをNo.257ラインアンプをミキシングIVCとして瞬時に切り替えて比較したがこのようなときには便利なミキシング機器だ

左がEQアンプ 右がラインアンプ http://www.op316.com/tubes/vinyl/tr-phonoeq-24.htm から
EQは増幅機能の核心を支える4個のトランジスタだけで構成している 余分なものは不可せずとのこと


1.ホテル・カリフォルニアを聴く
DL-103を受け持つシステムの方は繊細でまとまったやさしさのある音である なにせナチュラルだ
MG-3675は少し雑な感じがするギスギスした音 力強さはある これがMMなのかな MMの音はすっかり忘れてしまったから
このレコードは2枚あるから切り替えはスムーズ
2.カム・フライ・ウィズ・ミー
ピム・ヤコプスのこのレコードは録音が良い これはBのシステムで申し分ない鳴りっぷりをみせた

3.ユー・ルック・グッド・トゥ・ミー

オスカー・ピーターソンの名盤 2.と同様の傾向で普段聴いているAのシステムと大きく変わらない



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