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■もったいない
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2004年ノーベル平和賞受賞者でケニア共和国環境副大臣、ワンガリ・マータイ(初めてのアフリカ人女性の受賞者)さんが日本で知り、感銘をうけた言葉「もったいない」。ごみ削減、再使用、再利用の精神につながるこの日本語をマータイさんは環境保護の合言葉「MOTTAINAI」として今、世界に広めようとしている。
環境問題に必要な三つの「R」 その三つの「R」とは、
Reduce (削減)
Reuse (再使用)
Recycle (再利用)で
この3つが「もったいない」という言葉にはあるというのだから、いままで意識して使わないとはほんとうにもったいないことではないか。
もったいないとは、「惜しい。おそれおおい。」
もったいないは、和製漢語「勿体(もったい)」を「無し」で否定した語。
勿体の「重々しさ」「威厳さ」などの意味から、もったいないは「妥当でない」「不届きだ」といった意味で用いられていた。
転じて「自分には不相応である」という意味になり、「ありがたい」「粗末に扱われて惜しい」など、もったいないの持つ意味は広がっていった。
また、「勿体」は本来「物体」と書き、「もったい」と読むのは呉音。
「物の形」「物のあるべき姿」の意味から派生し、「重要な部分」「本質的なもの」の意味となった。
さらに、重々しい態度などの意味に派生し、意味が離れてきたため「物」が省略され、「勿」という表記で和製漢語の「勿体」が生まれたとされる。
これらの経緯から、「惜しい」といった意味で用いられる「もったいない」は、「本来あるべき物がない」という意味で原義に戻ったようにも思えるが、「もったいないおばけが出るぞ」など言われるように、「神聖な物」「重要な物」を粗末にする意味が含まれるため、「勿体」の意味が転じた流れによるものと考えられる。
※語源由来辞典より