Jzaa これだけは聴こう

BLUE Note





 これまでのブルーノートの長い歴史で、上位3枚は「クール・ストラッティン」「サムシン・エルス」「モーニン / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」が不動の3枚でした。が、今回「モーニン」は6位。
「クール・ストラッティン」「サムシン・エルス」は音楽はもちろん、ジャケット・デザイン的にもジャズを代表するもので、この2枚は常にトップの人気を誇っています。
「ブルー・トレイン」、実はアメリカではこれが一番売れていて、4位のハービーは、トータル・アルバムとしての完成度、5位のパウエル盤はやはり大人気曲<クレオパトラの夢>が永遠の名曲として広く認知されてきた結果でしょう。

クール・ストラッティン / ソニー・クラーク


TOCJ-6401

  1. クール・ストラッティン
    Cool Struttin'
  2. ブルー・マイナー
    Blue Minor
  3. シッピン・アット・ベルズ
    Sippin' At Bells
  4. ディープ・ナイト
    Deep Night

アート・ファーマー(tp) / Art Farmer
ジャッキー・マクリーン(as) / Jackie McLean
ソニー・クラーク(p) / Sonny Clark
ポール・チェンバース(b) / Paul Chambers
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds) / Philly Joe Jones
1958年1月5日録音

スイングするソニー・クラークのピアノ!
ファンキー・ジャズのエッセンスに満ち溢れたジャズ史上空前の大ヒット・アルバム

解説

ジャケットの抜群のセンスでもブルーノート・レーベルは知られているが、その中でも最も有名なのがこのソニー・クラークの作品。今見てもモダンだと思う。
ソニー・クラークは、歌手ダイナ・ワシントンの伴奏者を経て、デビューしたピアニスト。
ブルージーな演奏は、洒脱感に溢れ、雰囲気でも酔わせてくれるが、少し灯りを落とした部屋で、グラスを片手に聴きたい。そんなちょっといい女になった気分にさせてくれるジャズだ。 そして、聴くことでやっとタイト・スカートにヒールというジャケットの意味がわかってくる。(text:服部のり子)


サムシン・エルス / キャノンボール・アダレイ


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  1. 枯葉
    Autumn Leaves
  2. ラヴ・フォー・セール
    Love For Sale
  3. サムシン・エルス
    Somethin' Else
  4. ワン・フォー・ダディ・オー
    One For Daddy-O
  5. ダンシング・イン・ザ・ダーク
    Dancing In The Dark

マイルス・デイヴィス(tp) Miles Davis
キャノンボール・アダレイ(as) Cannonball Adderley
ハンク・ジョーンズ(p) Hank Jonse
サム・ジョーンズ(b) Sam Jones
アート・ブレイキー(ds) Art Blakey
1958年3月9日録音

超名盤!!!歴史を越え、ジャンルを越え、ジャズ史上の頂点に君臨する不滅の一枚!
帝王マイルス・デイヴィスのトランペットが導く名曲<枯葉>収録。
スイングジャーナル選定ゴールド・ディスク!

解説

58年にいち早くマイルスがその才能を発掘したサックス奏者、キャノンボール・アダレイを起用し、共演した作品。アルバムの冒頭を飾るのはシャンソンの名曲であり、多くのジャズ・ミュージシャンが取り上げている有名な『枯葉』。ミュートをつけて演奏するマイルスのトランペットは、繊細に物語を紡いでいくようで、否応なく彼の世界に引きずり込まれていく。一方で、アダレイのアルト・サックスは力強く、奔放で、対照的。ハンク・ジョーンズのピアノもハートフルで、次々に心を奪った後、いつまでも余韻を残していく。

ブルー・トレイン / ジョン・コルトレーン


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  1. ブルー・トレイン
    Blue Train
  2. モーメンツ・ノーティス
    Moments Notice
  3. ロコモーション
    Locomotion
  4. アイム・オールド・ファッションド
    I'm Old Fashioned
  5. レイジー・バード
    Lazy Bird

リー・モーガン(tp) Lee Morgan
ジョン・コルトレーン(ts) John Coltrane
カーティス・フラー(tb) Curtis Fuller
ケニー・ドリュー(p) Kenny Drew
ポール・チェンバース(b) Paul Chambers
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds) Philly Joe Jones
1957年9月15日録音

コルトレーン唯一のブルーノート・リーダー作!
何一つ文句のつけようのない、完璧なまでの完成度!全ての音楽ファン必聴!!!

解説

彼の生涯は40年と短かった。デビューは19歳だが、遅咲きのタイプで、常に苦悩しながら、サックスに向かっていた。だから、作品ごとに異なるアプローチをした彼に出会うことが出来る。57年に録音したこのアルバムでは驚くほど速いスピードで、激しく長いフレーズを吹いていく。一瞬の間もなく、音が続いていく。“シーツ・オブ・サウンド”と形容されたスタイルだ。すごい緊張感があるけれど、むやみに聴き手を圧倒することなく、ドキドキ胸が高鳴っていくのを楽しめ、曲が長くても飽きない。ここがスゴイところ。

処女航海 / ハービー・ハンコック


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  1. 処女航海
    Maiden Voyage
  2. ジ・アイ・オブ・ザ・ハリケーン
    The Eye Of Hurricane
  3. リトル・ワン
    Little One
  4. サヴァイヴァル・オブ・ザ・フィッテスト
    Survival Of The Fittests
  5. ドルフィン・ダンス
    Dolphine Dance

フレディ・ハバード(tp) Freddie Hubbard
ジョージ・コールマン(ts) George Coleman
ハービー・ハンコック(p) Herbie Hancock
ロン・カーター(b) Ron Carter
トニー・ウィリアムス(ds) Tony Williams
1965年3月17日録音

60年代のジャズ・シーンを揺るがし、ジャズ界に新風を吹き込んだ清新の1枚。
天才ハービー・ハンコック生涯の大傑作アルバム。


解説

時代と共にジャズもそのスタイルを変化、成長させてきた。60年代はマイルス・デイヴィスが提唱したモード・ジャズが主流になっていくが、その中で最も有名な作品がハービー・ハンコックによるこのアルバム。コード進行からプレイヤーを解放したのがモード・ジャズの特徴とされているが、反対にだからこそそれぞれの能力が試されているようで、頭脳プレイの印象が強い。ここでもテンションは低くないし、アグレッシヴだが、抑制の効いた演奏が一定のトーンを描き出し、体ではなく、脳細胞が刺激されていく。

ザ・シーン・チェンジズ / バド・パウエル


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  1. クレオパトラの夢
    Cleopatra's Dream
  2. デュイッド・ディード
    Duid Deed
  3. ダウン・ウィズ・イット
    Down With It
  4. ダンスランド
    Danceland
  5. ボーダリック
    Borderic
  6. クロッシン・ザ・チャンネル
    Crossin' The Channel
  7. カミン・アップ
    Comin' Up
  8. ゲッティン・ゼア
    Getting' There
  9. ザ・シーン・チェンジズ
    The Scene Changes

バド・パウエル(p) Bud Powell
ポール・チェンバース(b) Paul Chambers
アート・テイラー(ds) Art Taylor
1958年12月29日録音

不滅の名曲<クレオパトラの夢>で幕を開けるピアノ・トリオの大人気盤。
モダン・ジャズ・ピアノの神様バド・パウエル最高の1枚。

解説

 人気TV番組のテーマソングとして、聴いたことがあるだろう。このアルバムの冒頭を飾っているのが『クレオパトラの夢』。バド・パウエルの名曲だと思う。パウエルは、モダン・ピアノの開祖と言われ、超絶テクニックは、天才と称賛されたが、時代は公民権運動が起きる前。アフリカ系アメリカ人は、まだ差別の対象にあり、それが彼の運命を狂わせてしまった。45年の事件をきっかけに、精神的に壊れていくが、それでも調子のいい時には目眩く名演奏を残した。そのひとつが58年にピアノ・トリオで録音したこのアルバムだ。