暴風被害あちこち 屋根が飛び、電柱が倒れ、停電も【日高管内】
日高報知新聞 - 2012/11/28 18:05
台座から倒れたハイセイコーの像=新冠町レ・コード館前=
 北海道付近を通過した低気圧の影響で、上空には真冬並みの寒気が入り込み、日高管内では26日午後9時から27日午前10時にかけて、中東部を中心に30メートル以上の暴風に見舞われた。道道の通行止めや家屋の屋根が飛ぶなどしたほか、停電やJR日高線の運転を見合わせ、行事の中止などの被害が出た。

 気象庁によると、27日午前10時までの最大瞬間風速はえりも岬で42.1メートル(11月の観測史上最大)、浦河町で39.5メートル、静内で27.9メートル(観測史上最大)、三石で27.4メートル(同)、日高門別で24.8メートル(同)を記録。最大風速はえりも岬で32.9メートル、浦河で29.0メートル、三石で17.3メートル(観測史上最大)を観測した。

 この影響で、管内各町で午前5時40分ごろから複数カ所で停電が発生し、午前11時までに延べ1万6980戸程度で停電した。

 浦河町では午前10時までに、家屋の屋根が道路を挟んだ向かいの屋根に乗り上げたり、商店の看板が落下したりするなど各所で被害があり、町と災害協定を結ぶ浦河建設協会員などが復旧対応にあたった。

 新冠町ではレ・コード館前の名馬・ハイセイコーの馬像が倒れた。新ひだか町では、二十間道路周辺で電柱や木が倒れる被害があったほか、70歳代の男性が転倒し、骨折して町内の病院で治療を受けた。

 暴風の影響で、JR日高線は、終日計19本を運休した。このほか、新ひだか町内の道道などで倒木により車両の通行に支障が出たことなどから通行止めとなった。