ツイーター 片方のツイーターから音が出なかったが、モノーラル用にと思い1本でも十分だったのだが、取り急ぎNDL-100MD(ケンウッド:コンパクトハイファイコンポ 最大出力15W)に繋いで聴いてみた。 流石。 段々と片方の高域が出ていないのが気になってくる。気がつけば、ツイーターの止めネジを回していた。ポロリとユニットが外れ、ケーブルが1本繋がっていた。 ほほ〜〜イギリスは1本で音になるのだ?と早合点、もう1本は、奥の方に仕舞われていたが、取付金具がユニットから剥がれベーク板が折れていた。これを繋ぐと正常か?と思ったが、そうは問屋がおろすはずはない。ユニットはフロントパネルにネジ止めされているので、これを外したところ、予想もしない展開となった。 ベーク板が折れていた黄色の箇所 ボイスコイルがポロリと転がった。一瞬、何が起こったのか理解できなかった。ボイスコイルの導通はOK、7Ω程度である。 さらに、磁気回路をよく見ると、センターがヅレているではないか。 緑のパッキンは後から挿入したもの(アルミを適当に切ってある) これをセンターに持っていくのは容易なことではない。しかも相当のレベルで合せなければ・・・と思った。しかし、自分にはそこまでの技術はない。適当にパッキンを挟んで周囲をボンド付けで何とかなるだろうと一晩置いた。 何ともならなかった。ボンドは効かなかった。オリジナルのボンドは何だろう?だが、入手は難しいだろうから、別の方法で対処するしかない。 はじめは4箇所をアルミパッキンで補正したが、後から3箇所に変更 そうしながらも、音楽を聴きたくて、フォステイクスの古いセンターキャップの潰れているツイーターがスピーカーボックスの外した穴に合いそうなので、これにて試聴。ガンガンと鳴るではないか。高域が出ないと低域も出ないことを今更ながら実感した。だが、所詮、代替え品なのだから、正規品にすれば相当のレベルで鳴るだろうと誰しも思う。早く、修理をしなければ・・・。 これは不細工! 当該26mmアルミニウム・ドームツイーターには、シワというか不用意に触ったような跡が残っている。まあ、これでも音が出れば許せる。 このツイーターの下(基礎)には同型のグラスウールのような素材のクッションがあって、大きく凹まないようにしているものと思われるが、ここは、音への影響はあってもメッシュのカバーが欲しいところだ。サランネットを外さなければ、余計な心配は要らないかとも思うものの取り外し可能のものはついつい外してしまうのが悪いところか。 一応、これにて直った。 2013.08.01 |
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仕様 型番 MUSIC 1
インピーダンス 6Ω 寸法 183W-335H-23D 高域 26mm メタルドームx1 中域 130mm グラスファイバーx1 重量 10Kg 周波数特性 45Hz-38Khz 出力音圧レベル 90dB
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このスピーカーは、B&MではCM1に相当するスピーカーとか |