金田式レギュレータ
   2014.11.23
  Google「金田アンプ」サーチで 
For me
これはph7の製作備忘録
 
レギュレーター  No.221のカレントラインアンプに使用のレギュレータープリント基板は、ガラスエポキシのネットで購入したものだ。当初は、楽に組めると思っていたが、残念なことに違っていた。
           黄色のの部分がその基板

 回路図は、MJ参照となっており、回路図とパーツのTR番号等は必ずしも一致していない。基板は基板開発者独自のものだから、金田アンプ基板とは配置が異なる。(これは仕方ない)一定の保証はあるものとして、プラモデルのように決まったパーツを所定の場所に取り付ければ動くのだろうが、一度、回路図と合っているかどうかチェックをしたくなる。この作業が結構手間取るから、紙フェノール基板に撚り線で組む方が早いことになるし、後から変更するにも楽である。
 作業をしてみて分かるとは?洞察力の欠如である。

トランス   電源を作るときに、いつも困るのが手ごろなトランスがないことだ。真ん中の磁束漏れが少ないトランスはAC13.5V1.65Aであり、+5Vを得るには電圧が少し高すぎて、レギュレータの終段がかなり熱くなる。
 何か良いものは無いか探していたら、ACアダプターがあった。しかもAC9V出力というもので、ケースは親切にもネジ止めとなっており開けるのに苦労は不要。中から緑色のトランスが出てきた。


 
2014.12.2

+5V REG 

http://www.geocities.jp/ph7833/dc_amp/cd.html
以下2つの写真と図は上記リンクと同様の内容


              上図はNo.199p.139から引用
              赤字と青地は実測値等
              電流制限は400mA程度
              電流制限抵抗は1Ω。
              電圧調整抵抗39KΩ+2.2KΩは
              36KΩ+1KΩでなければ+5Vとならない。

ND-S1の電源部に手を加える
 付属品は5V1A程度の小型スイッチング電源
 無負荷で5.13Vが出ており、定電圧機能を有しているから、通常の5Vアダプターでは代用はできない。

 上記レギュレータは、金田式DACに内蔵したため、ND-S1デジタルメディアトランスポート用に以下のように2号機として製作。終段を2SB502Aにしたが、容量的に少しきついかも知れない。下写真の通り放熱器が必須。電流制限抵抗は1Ω。

入力は、テストのため10Vのニッケル水素電池(ノートパソコン用)

 ND-S1の消費電流は5V230mA

終段を2N2955、ドライバー段を2SC959とした。しかし、放熱器はあったほうが安心。以前は不要だったのだか?電流制限抵抗は0.22Ω。

今回の電電圧調整抵抗記事では39KΩ+2.2KΩのところ、36KΩ+1KΩで前回は良かったが、今回は33KΩ+2.2KΩで+5.06Vとなる。
回路と基板パターンはNo.199を使用。基板は20×8穴として大きなTRも載せられるようにしている。

2015.01.22 
 
 
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