Pioneer A−30
  2018.03.12







長女の夫がオーディオ(アナログレコード)に興味を持ったとのことで手持ちの機材を少し贈ろうと整理していたがアンプだけは初心者には勧められないと思いA−30をチョイスした
このようなときでないと市販アンプの音には接することが出来ないから搬入前に試聴してみると意外と良い音造りをしている すこし中広域に寄っている音だが
このアンプ選定の理由に @メインアンプを切り離してプリを繋いで使えるメインアンプ入力を備えている
デノンの同クラスのアンプPMA-390REはこの逆で Aプリの出力を備えているから好きなメインアンプを繋げば良いのだがこのクラスのプリにはあまり期待していないから外した

果たして興味は@の方にあったのでA−30を選んだ
もちろんメインアンプはフルパワーで出るからプリのVRでコントロールするのは言うまでもない

*カートリッジはSHURE M95ED
V-15 type IIIに次ぐ性能を求めて開発されたMM型カートリッジ M95EDはV-15 typeIIIと同じチームによって開発されたものらしい 道理で良い音だ

*ターンテーブルはDENON DP-3000
アームは型番不明

*スピーカーはREVOLVER MUSIC1

*CDデッキはDVDプレーヤーで間に合うからパイオニア/DV-S737 (2000年10月)

さて試聴結果だが
これからの私の音楽人生を変えるかも知れない衝撃を受ける

 @メインアンプにDL103と金田式DCプリを繋いだ音とA−30本来の音と比較しても遜色ないと感じた だいぶ聴覚も衰えているのかなと心配になってきた しかし細かい点では金田アンプには負けるが大きくは離されていないのではないかと・・・
ただしこの時のスピーカーはFoster (Fostex) FE-103だった

年令とともに色々な所作が面倒になるからVRを遠隔操作するのも悪くないと思う このようなアンプは初めて使うから驚いた VRつまみが遠隔でもカチャリと動くのだから

3/17satに納入(搬入)するからそれまでにジャズの重複レコードを探して持参しよう 結構な重複レコードがあるから自宅のレコード整理と機材整理がいっぺんに行われる
これが断捨離の始まりかも知れない

同じレコードがあると比較もしやすい


このフォノモーターとアームはセットで入手したものだがアームの形式は不明


カートリッジも整理しないと 使わないものが目立つ

MC昇圧トランスを使ってMM入力に・・・とも考えたが オークションでも結構な値段だ
ヘットアンプを作るのも芸がないし時間もない
やはりこのアンプで良かった パワーアンプダイレクト端子に金田式DCプリを繋ぐのがベストだしプリアンプは2台も余っている 真空管式も3台あるから1台贈っても良いが電源がない 色々とプリを替えて楽しめる と思うが初心者にあれこれと難題を贈っても大変だろう

今の時代遠隔操作でパワーアンプダイレクトを選択すると瞬時に
A−30本来の音とプリのみ異なる音を比較できるから便利である
さらにスピーカーもA.Bと切り替えられる
個人宅ではこれくらいのチョイス幅があれば申し分ない

メーカー製アンプも随分と進化したものだと実感し これくらいのアンプで楽しめれば手間も暇も時間も資金もかけずにオーディオを楽しめそうな時代だとよからぬ思惑がめぐる

2018.07.21 長女宅へ贈呈した重複レコード達 60枚位だ
まだ重複レコードはあるから少し整理したらまた贈呈する