リニューアル |
ホームページのリニューアルは気をつけたい。メインページが開くと妙に安心感をもたらすページもあれば、画像が重く表示に時間がかかりイライラするページもある。見慣れたページは変えない方が良いという意見に賛成だ。 そういえば、当サイトのトップページもDCアンプ製作のページも当初から変えていない。一つの門構え、表札ともいうべきものなのだから・・・。 さて、仕事を進めるには様式というものがあり、様式をしっかりと作ることが出来ればとりあえず一人前。(昔は、こよりが撚れたら、旅費計算ができたら一人前とも言われたが。)その様式を部署換えの都度、従前のものを作り変える輩がいた。どうも自分流に合わないと気に要らないらしい。しかし、淘汰されてきた様式を捨てて作り変えるのは相当の技量が必要なはずなのに・・・である。 自治体の住民記録システムや税システムなるものがあるが、これらからアウトプットされる各種証明書も電算化前のものに拘り過ぎて電算開発費が嵩むといったことも目にする。最小の経費で最大の効果を求めるとすれば、標準パッケージとして用意されたものを使えばコストも嵩まない。ところが、首長の氏名印字位置や公印の位置を従来のモノそっくりにしたがる輩は何と頭の固いことか。時間と経費の無駄遣いというものだ。 ○○広報、○○だよりとタイトルした過去の出来事をユーザーに伝えるものがある。編集担当は苦労しているようで、毎号レイアウトに頭をひねる。しかし、内容は一定の繰り返しの法則であるから、同じ主旨のものなら、1年前のレイアウトと書式を踏襲するのが良い。読み手もそのたびに書式が異なっては比較もできなくなる場合があるからだ。要は、伝えたいことが伝わるかである。 そんな広報等もカラーページはめっきりと見当たらなくなった。経費削減で白地に黒インク印刷が一般的であるが、白地にセピアア色、白地に青色、白地に深緑等を一定のサイクルで変えるのも良い。いつになったら、住民(国民)全員がインターネットで閲覧できて、印刷物がなくなるのだろうか。 かくいう当ページも人のことを言える立場にはなく、味気ないスタイルから少しカラーリングしたものに変えようとしたことがあるが、統一されていない。真空管使用DCアンプのページはブルーで統一するとかやってみたが、他にやることができて時間切れとなったのだ。 ページを色でいっぱいにすることは簡単である。しかし、ラーメンは塩味、ホームページは白をベースするのが一番難しいのである。 開設当時はISDN回線で画像は極力軽くしたのだが、ADSLでは1ページに100KBの画像が数枚あっても軽快軽快、隔世の感がある。このページは自分の備忘録として製作したため、体裁は二の次、自分本位になっており、「である」体としているが、この点はご容赦いただきたいと思う。 2010.07.29 |