一筆啓上・・・近況報告11



茨城の 野堀です
 球を求めて色々な話ですが・・・
 オ−デオ専科で購入しました。選別ペア−で1本6800円です、2ペア−4本購入しました。おまけとしてに4本(電流がすこし多めに流れるので自社のアンプに使用しないとのことで)いただきました。
 直接,足立区の本社に伺い購入しました。森川さん本人や、御息子とオ−デオの話をし、装置を聴かせてもらいました。低域はJBLのダブルウ−ハ−で、フロントロデ−ホ−ン、中域は、ガウスにJBLのホ−ンで、自社の6c33cbPPでならしてくれました。おおらかな音でした。
 本社は家が建てこんだ住宅街にあるのに、そこだけこんもり森が残り、その中に自宅のような?建物と作業場が埋もれており、不思議な空間でした。森川社長もそこの住人にふさわしく、気さくで,ギラギラとしたとこの無い、下町の浮世離れした人でした。息子さんらしき青年も穏やかで、かなりオ−デオには詳しそうでした。
 作業場は倉庫と試聴室を兼ねており、古い真空管とおぼしき、箱が四方の壁の棚一面にあり、それを見て、ある所にはまだあるんだな-と、つくずく思いました。
 私も、アンプ作り始めて日は浅いので、真空管専門店の情報にさほど詳しく無いのですが、秋葉原界わいで、私が良く利用する店は、クラッシックコンポ−ネント、駅からやや離れているのでやや不便です、値段は普通、店内が広く、品数が多く、落ち着いて買い物ができます。
 隣のビルには、アンデックスオ−デオがあります。古い部品(新品、中古)が多数ありました。
 ここから更に200メ−タほど行くと、小さいビルの最上階にタクトがあります、一度だけ行きました、小さいお店でした、通販広告を良く出してますね。
 ラジオデパ−トにも必ず行きます、ここの3階?にある海神無線は私のお気に入りです、店員(30才代で、自分でもアンプ作りをしているそうです)さんが親切です、ここで私は、コンデンサ−や、高価で有名な抵抗を購入することが多いのです。
 1階の?眞空管専門店があります。この店は輸入の眞空管専門ですが、東欧の球は扱っておりません。しかしこの店で不思議な体験をしました。
 テレフンケンのEL34を1本約5000円で4本購入しました。すこし安いかな?と思いつつアンプに挿し半日使用し、形を観察していたところ、何と、何と、クラッシックコンポ−ネントで900円で購入したソブテックのEL34と、うりふたつ、どこをどう比較しても同じにしか見えず、もいろん音もそっくり、表面の印字は、はっきり、くっきり、テレフンケン、これはどうしたものか、と考えましたが、形、音が同じなら安いソブテックで充分と思い返品に出向き、これ(ソブテックを持参した)と同じだからいらないと申し入れると、わりと素直に返品に応じてくれたのですが、さすがプロこれ(テレフンケンのEL34)だいぶ使ったねと申します。私もばれたかと思いつつ、ほんの少しですとこたえた、するとじゃあ半分の1万円しか返せないよ、と言われ、仕方ないか、半分戻ればいいかと思い店をあとにしました。
 あのテレフンケンはいったいなんだったのでしょうか?以前にも私はこの店でテレフンケンのMT管を購入して現在も使用中です、はっきり、くっきり、マ−クはテレフンケン?です。
 ここに6C33CBは売ってませんでした。総武線ガ−ドしたのアムトランス?にはエ−ジング測定済みのペア−管1本7000円?ぐらいで販売してました。この店で私は1度も球.を購入したことありませんが、品質は確からしいので、今度から利用しようと思います。ほかにもラジオデパ−トにもう1軒6C33CBを販売している専門店がありました。
 話はそれますが、2インチのドライバ-とにウッドホ−ンを使いたいな(これは願望です、実現するといいのだが)と思い昔のMJをひっぱりだし読んでいたところ、15セルのマルチセルラホ−ンを製造販売している店を、横浜に発見、早速訪問してきました。
 なかなか綺麗に仕上げており値段も普通で片方15万円でした。その店のアンプは何と自作でトランスレスハイブリット金田式6C33CB DCアンプでRCだけのチャンネルデバイダ−でマルチ駆動でした。プリも金田式DCアンプです。音は完璧じゃないのかもうひとつでしたが、楽しい3時間の試聴でした。
 お店の名前は、エスピ−エス、11月頃にはお店を縮小し自宅で細々やるよと申しておりました。

 大変楽しい散策レポートありがとうございます。近況報告にアップして構わないですかね。
テレフンケンの球はリプリントと称して、偽物が出回っているのが当たり前の様子。
見分け方は、底にダイヤマークがあります。ただ、テレフンケンのような高い球を使うのも良いのでしょうが、安いものをとっかえひっかえして、好みの音を求めるというのも楽しみだと思います。秋葉原などに近い方は羨ましいですね。また、楽しいレポートをお願いします。


2002.09.18

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