一筆啓上・・・近況報告5

経験談・近況・質問(公開メール) 日時 :Sun, 23 Jun 2002 19:30:53 +0900

 ph7さん、お久しぶりです。村上です。
 兵庫県 Y.Tさんの状況、私も経験しましたので報告させていただく事にしました。
 Y.Tさんと同様、大昔のDCアンプから取ってきたSE0.4μFを6267 2段のEQアンプのカップリングCに使っていましたが、1ヶ月ほど聴いていて突然片chのみDC漏れが出現しました。
テスターであたってみると、逝かれた方のみ絶縁度が低下していました。
この双信SEは相当古いので、経年変化もあるとは思いますけど、ここの場所には100V耐圧では少々重荷ではないかと考えますが、どうでしょうか?
 ちなみに、今600V耐圧?の双信ケースマイカ0.1μFを試していますが、私のところでは、後段の負荷が820kにも関わらず、0.1μFでは低域の出方が薄くなり、カップリングCのベストのものが見つからず困っています。(容量の問題ではないと私は思ってますが・・・)
コレが、ALL FET-DCプリのカップリングCを追放する動機となりました。
このFETプリのAOCは、その後トラブルもなくうまく動作しており、楽しく音楽を奏でています。AUDYN CAPの銅箔テープも結局、東京 中村政弘さんと同じ様に、両ch共に巻いてあります。電源を乾電池から、ニッケル水素のバッテリーに変えたら、この方が安定です。
微妙なものですね。まだAC電源は試していません。
 さて、当方どうしても”真空管差動DCプリのカップリングC追放”が諦めきれません。ただいまALL WE403Bのフラットアンプ2段(AOC付き)でMM専用のCR型EQプリの格闘中です。金田師、スーパーサーキット講座で確か、CR型プリの回路を発表してましたよね?
だれか作った人、いませんか?
 SBDの件、私もとても気になります。No.140から挑戦してみようかな・・・

 村上でした。


村上さま
 やはり、同様の症状に出くわすものなのですね。事例が多ければ多いほど、頼りになるものですから、これからも稀有な事例ほど皆様からの投稿をお待ちしています。私の真空管プリアンプでは、0.1μFのSEの不都合は出ていません。ものによってはV2Aを使っていますが、こちらも大丈夫です。金田明彦先生の場合は、耐圧ぎりぎりまで使いますから、少し心配なところもあります。DCプリのカップリングCを追放する試みは、大変興味のあるところです。
今は、当方SBDの実験で一杯ですので、これが段落しましたら、次のテーマーへシフトいたします。

ph7






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2002.06.26 1版