2001.03.23 1版
新冠町製作会の折、金田明彦先生が、けげんな顔で覗いていた。子曰く「ずいぶんと汚い箱だね何に使うのだろう」と。
当時は、価格の高い2N5465を定電流回路用として随所に使っており、４mAに合わせるRs調整用抵抗も同時に計れるツールとして重宝していた箱？であるが、最近はあまり出番が無くなった。それでも、No.142では2SK117BLを定電流回路用として４mAに合わせ使っている。
電池の極性を変える必要も無く使い勝手が良いので、新しくするこことし、パターン図を掲載するので参照いただければ幸いだ。なお、テスターの電流計が10mAレンジでもあれば細かく測定できるだろうが、この種の測定には、10Ωの抵抗をテスターの±部分にパラにして抵抗両端の電圧をデジタルテスターで計測する方が分かりやすい。（というより、テスターの電流計は作動しない）75mVなら7.5mAということになり、自分が使う範囲での相対的な数値で良いので、10Ωの抵抗値はシビアである必要は無い。
2N5465計測⇒SW･onでVRを回して4mAに合わせる。後から、抵抗値測定して必要な抵抗が分かる。VRの抵抗値は500Ω程度が良い。
2009.02.27