チャンネルデバイダー考察  GOTO channel divider ;EPH−4001
channel divider ;EPH−4001
4way用
 遮断特性;6dB/oct(基盤変更により12dB/oct可能)
 cross over frequency ;標準ー200Hz、1kHz、5kHz(基盤変更にて変更可 )
 2Way−3way( also available)も製作可能。
マルチ・チャンネル・アンプシステムのお奨め;低歪みの再生を目指すには、やはり3way、4WayとマルチWayとなる。その際、周波数の分割するネットワークが音質を低下させる傾向がある。それを防ぐ目的で、チャンネルディバイダーが登場。






ゴトウのチャンネルデバイダー等には、次のようなフィルター素子が使用されている。中は、開けてみないほうが良いと思うが、あまり良いパーツは使用されていないと思われる。そこで、金田式アンプでは多用される素子に置き換えることにする。下の写真は200HZのHPF。
ゴトウのチャンネルデバィダー素子



基板は、市販されているので、入手は容易だ。
SEコンデンサーとスケルトン抵抗を基板に半田付けする。
写真では、20000PF+10KΩで800HZのローパスフィルターとなっている。
スケルトン抵抗は、溝を切ってある余白の多いほうがホット側となる。(写真では内側。)
SEコンデンサーは、数字を見て右側がホット側となる。(写真では内側。)

この状態では、上の様にカバーは付けられないが、ノイズ等特に問題はない。
ゴトウのチャンネルデバィダー素子をレベルアップ
左は、差込側と反対(上側)から見たところ、右は差込側から見たところ。赤丸のピッチの基板がコネクターに刺さる。


クロス周波数    PF  使用個数  組み合わせと価格
200HZ    80000   4      20000(5850yen)を4個
1KHZ     16000   4      15000+1000(5460+1420yen)
5KHZ      3200   4       2200+1000(1820+1420yen)

(SEコンデンサーは高くて私には手が出ない。せいぜい、2wayの800HZのクロスなら何とかなるが・・・。)



1KHZ LPF
 この回路で1KHZを実現するには、フィルムコンデンサーの値は、0.001+0.015μFと抵抗は10KΩ


1KHZ HPF



「夢クラフト製作記」のページへ

2003.07.21 1版