アッテネーターボックス

必要に迫られて、簡単なアッテネーターボックスをつくった
R1は10KΩ、R2は470、680、1200、3900、5600、6800Ωだ
スルーになるようにR1をショートするSWも付けた
このSWの損失はあまり気にならない
やはり、スケールトン抵抗といえども固有の音が気になる
スルーSWをオンにすると、音は開放され生き生きとする
アッテネーターを通ると、音は特に高域の艶やかさ、キラキラ感が消滅する

必要に迫られてとは、音量レベルが高くてVR最低でも音が大きすぎて
BGMとしては聴けないという、まったく贅沢な輩の要望から作った
しかも6C33C−Bのパワーアンプを使用してBGMとは?
それならCDをラジカセで聴けと云いたいが
やはり、レコードを聴きたいとのことだ
しかたあるまい
アッテネーターその1








ATT BOX側面

      ATT BOX スケルトン抵抗

ATT BOX内部

 さて、このATT_BOXの音の評価だが、どうしても高域がものたりなくなる。このことは、以前に経験していたことだが、もしや違った音にはならないだろうかと・・・しかし、現実は甘くはなかった。スケルトン抵抗の限界である。
 右往左往していたときに、巻線抵抗の情報があった。しかし、スケルトン抵抗のほぼ倍の価格だ。ここまできたら、倍でも3倍でも仕方ない。かくして、巻線抵抗とのご対面である。ところが、型番も扱っている販売店も不明である。ここらあたりが、地方の弱み。出かけて見てくるというわけには行かない。しばらく、MJ誌の広告欄とのくびったけの時間が過ぎた。

DALEの巻線抵抗 DALEの巻線が見つかった

DALEの巻線抵抗を使ったATTボックス 仮のケースで製作する





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2002.12.14 1版
2003.01.25 3Dフォトキューブ追加、06.07.09削除