当面やりたいこと 

 
  Google「金田アンプ」サーチで 
   
懐古的と言うなかれ   No.154-WE310Aモノーラル真空管プリアンプが聴きたくなって接続替えをしていた。そういえば、DL-102は電流伝送式に変えたから、使えないことを思い出す。途中で気づくからまだ良いのだろうが・・・普通は、はじめから分かりきったことだ。シナプスの繋がりが悪くなってきたものだ。
以下のエジソンのカートリッジ、スピリッツMONOが載っているDENONのDP-3000を持ち出して繋ぐ。
   
 自重 約10g
 適正針圧 MONO   2.0~4.5g
 針先 MONO   丸針 約0.7ミル
 針の寿命 約500時間(目安)
 インピーダンス
  標準 約 6Ω (出力約0.7mV)
  high 約30Ω (出力約3.7mV) (私のスピリッツはこちら)
 推奨室温 20~30度(最適室温25度)

 球のプリはオフセット電圧が動くだろうと思っていたが、安定している。その筈だAOCを追加したのを忘れていた。このような具合だから、あと何年アンプ製作を楽しめるものか?定年後は、金田アンプを好きなだけ好きなように、と思いきや、一寸した縁から畑違いの仕事を続けている。時間がないとは言わないが、体力と気力がないのか。
 さて、No.218のカレントラインアンプ版との違いはと言われてもカートリッジが違うので比較のしようがない。しかし、駄耳な私にも球の音は新鮮に聴こえた。電圧伝送でカップリングコンデンサーはV2A0.1μFなのだが、不満はないのである。電流伝送システムに完全に移行できない理由の多くは、このように少し前の財産で聴いてみたい衝動に駆られることがあるからだ。人は、一定の波があって懐古的になったり、先進的になって見たかったりと気持ちは大きく動くのである。そして、便利なことばかりではなく、少し不便なことを求めるときも往々にしてある。不便さが分かって便利さにも一層、感謝できるというものだ。携帯電話が無い時代から生きている者には良く分かっても最中に生まれた者には、当たり前だから・・・。美味しいものばかり食していても、旨い日本酒ばかり飲んでいても味覚が駄目になるから、たまには普通米や本醸造酒をいただくと良い物が一段と良く輝くのである。

For me
これはph7の製作備忘録

当面の課題   厳密な比較のためには、DL-102をもう一つ用意し、スピーカーはネットワーク式にして、モノーラルシステムでバッテリー駆動の電流伝送IVCを1台作ることしか無い。これにて納得した暁には移行することになるのだろうか~当面の課題としては、このようなことである。
 もう一つ、電流伝送DAコンバータが残っている。これは、随分とシンプル化され、ICの数も減りフラットアンプも不要となった。だが、デジタル信号をどのように用意するかが悩みどころだが、CDトランスポートCEC TL3Nは高くて実験レベルでは買えない。iPodnanoがあるから、iPodトランスポートONKYOのND-Sシリーズを用意する手もあるが、これらのように単体の製品は、システムコンポにもコネクターが用意されていて繋がる時代だから製造中止に追い込まれている。さらに、アップルが2003年から採用の30ピンコネクタが8ピンの「Lightning」に変わった。このためDOCK→Lightning変換コネクタを介しての接続となる。中古で数千円のND-S1を確保して実験しようと思うが、何時になることやら。

2014.11.13
 
 
 
  2001・.ph7