金田式真空管プリアンプ(EF86 ECC81 ECC82) LM338-6.3vHerterslow.html

LM317等で6.3Vを得ていたが余裕を考えてLM338に替えた
そのせいではないと思うがSWon時にヒーターが光り始めた ECC81 ECC82がパーッと一瞬光る
性能に影響はないと以前から聞いていたが何となく気分的に良くない (No.248プリの717も同様)
回避策として以下の遅延回路を試してみた





2020.03.20

・遅延時間調整用のケミコンは22μFで10秒くらい
LM317の代わりにLM338に取り替えただけでは発振する LM317は出力側に0.22μFのパスコンのみだったから
これでは足りない様子 22μF程度のosコンが音にも良いと思う

・プリの片chだけでテスト 確かに「パーッ」とは無くなった このアンプの片chのヒーター電流は球4本で1A
安定化電源から10Vを供給 この電源の電流計を見ていると SWon時に1.2A喰っている ヒーター電圧は
徐々に上がり5秒後には既定の6.3Vで0.8Aの電流となった この電流計の精度は怪しいかもしれない

・遅延時間調整用のケミコンを2.2μFにすると1秒程度で6.3V程度となりSWon時の電流は2Aは喰っていると思うから
あまり短くするのも意味がないかもしれない

2020.03.21追加レポート
・遅延時間調整用のケミコンを22μFにした SWon時1.4A 10秒後設定電圧の6.25Vに落ち着きヒーター合計と合致する1.0Aで安定(下の写真参照)
10μFだとSWon時1.6A流れる