FM放送受信プリアンプ
2017.09.01  
     
For meこれはph7の製作備忘録
FM放送 FMをきれいに受信したくなりプリアンプ回路を探したが中々ない



データシートにあったこれを真似て作ることにしたが手元には高周波のパーツで見合うものがない 大昔アマチュア無線用に作ってあった1.2Gの逓倍ユニットから外すことにする 昔は良くもこんなのを作ったとあきれる次第だ
それから見ると今回のプリアンプはどうということは無いのだがパーツの種類が低周波とは全く違うし繋げば動くという低周波アンプとは違う
コイルや・・・タンスや同調やら電圧を測れば足りるものでもないし大変だ

バラックで動作させるとFMチューナーのインジケータのメーターは2つ3つ目盛りがあがるしモノでしか受信しない局もステレオ受信が可能となるから利得はあるはずだ
少し寄り道をしていたら有線から無線の世界に迷い込んでしまった

FETの2SK192は手持ち無し パーツボックスに2SK19(Y)という古い石があったので使って見た 昔は電圧も低い -18V位のドレイン・ソース間電圧が耐圧だと思ったが詳しいデーターがない まあ動かして見てから考えよう

 2SK19 メーカー: TOSHIBA
用途: FM VHF
構造: J
チャンネル: N
モード: D
VGDS: -18V
VGSS:
ID: 10mA
P: 200mW
gm: 7mS
ピンアサイン: DSG

2SK19とその小型バージョンである2SK192A、それからMOS FETの2SK241あたりでも使えるかも知れない

 
  2SK241(下図)や2SK241のチップ版2SK882も使えそうだ きっとゲインは良いだろう




 


2017.09.12
以下の計算から線径を0.6ではなく1.0にしてインダクタンスは減少する
製作記事にて線径0.6mm等指定であっても適宜手持ちのものを使ってもコンデンサーを増減させて足りる
長岡係数は概数計算表を添付したがもっと詳しくという方は専用ページを検索し計算するのが良い






4と5の例からは線径が違えどもピッチが同じならインダクタンスは変わらない
この例ではコイルの長さは5mmとしている
4は線の隙間が0.4mm 5は密巻きなのだが・・・タンスの世界は面白いものだ

 
FM放送  NHKFM 84.0MHz 敬老の日記念とのこと
2017年9月18日(月) 午後0:15~午後6:50(395分) と番組表にあるが午後9時頃まで放送していたと思う
ジャンル 音楽>海外ロック・ポップス
番組内容69歳以上で今も現役で活躍するロックスターたちの特集。往年のヒット曲と最新作を紹介

興味があったのでメインステレオシステムに灯を入れて聴いた 
ここでもNo.251のミキシングIVCが活躍する 1.2KΩ入りのケーブルを作りIVCと繋ぐことで電流化した
ソースにもよるがCDと遜色のない音楽性豊かな曲も散見 たまにはFMステレオをこのように聴くのも良いと感じる FMチューナーは古いSONYST-5070

\39,800(1973年発売)
購入してから45年近くなるが完動品 感度が落ちているのでブースターが必要になる
ブースターはYAGI EPS7200 70~770MHz 利得18~22MHz(FM・地デジ帯域)や自作のもので感度はかなり上がるが根本的にアンテナを整備したほうが良い