Dear Old Stockholm
  2020.08.31
         

 これはph7の備忘録
 
Donald BYRD "Dear old Stockholm" (1958)

         ディア・オールド・ストックホルム
が好きでよく聴く モノーラル版が多い たまにはマイルスのSP版ディア・オールド・ストックホルムも聴きたくなる そのためにSPカートリッジを保有している
604E+ゴトウSG-16TTのモノーラルシステムは電流伝送化しているからDL-102カートリッジの付け替えはできない(しない)もう一台ターンテーブルを用意する コンパクトでしっかりとしたトリオのKP-700だが以前にDP-3000と聴き比べてガッカリしたことがある印象しかないが今一度確認したい カートリッジは音のエジソンスピリッツMONO

 ※適当な台がなく急遽自作した木枠台に茶色をペイント 下にNo.239パワーと電源を収納 その上はNo.122プリ
 
 そのターンテーブルにはNo.154 WE310Aプリを繋ぐ このプリの出力には1〜2KΩの電流伝送用スケルトン抵抗を付けるのだが現用のNo.248プリの出力抵抗と同一にしなければNo.219チャンネルフィルターとのミスマッチによりDC電圧が発生する(都度調整すればよいのだがNo.248プリに戻したときに要再調整省略也) それを忘れて1KΩにしたらチャンネルフィルター出口で300mV前後のDCが発生した 慌てて取り替え1.8KΩにするとDCは10mVとなる
さてこのプリで聴くディア・オールド・ストックホルムはどう聴こえる?


以前にも紹介したがマイルスのディア・オールド・ストックホルム10インチ ジャケットがないのが残念 ジャケットというよりもペラペラな紙の専用ケースだけでもあれば良いのだが

 このようなイメージのブルーノート版レコード収納ケースはあるのかな 楽しく壁飾りにもなる



反対側も良く耳にする

フォノモーターはCEC FR-250 1968.4に購入したもの50年超えのアンティーク

102SD
出力電圧 / 3mV -46.5db(1khz 75mm/S.H)
再生周波数 / 50Hz〜10kHz
電気インピーダンス / 240Ω
針先 / ダイアモンド 0.063mmR
針圧 / 19g ±1g(TRA-FORCE)
質量 / 13g


EMT OFD65 適正針圧は9g
https://www.electori.co.jp/EMT/chart.pdf を参照
SPレコードの生々しいこと レコード聴くなら一度はSPを聴くべきかも 本当は蓄音機で聴くことができれば良いのだが

2020.09.05
KP-700との組み合わせでEMTOFD65モノ 音のエジソンモノの聴き比べもしたが結局は写真のDL-102が一番安心(聴き慣れているのかも)できる DP-3000とグレースのアームにはDL-102がFET(K30ATM)と一体化して電流伝送システムとなっているから簡単に差し替えできない 写真のDL-102はオークションで急遽手配した

モノーラルシステムにNo.251ミキシングIVCを繋いでみた チャンネルフィルターとの整合を忘れなければDCオフセット電圧は発生しない ミキシングIVCの電源は±25Vの整流するだけで良いとしているが下の写真のとおり安物のトランスなのでリップルフィルターで±20Vを供給して使った
ミキシングIVCには今の処WE-310プリしか繋がっていない これに今まで使っていたNo.248プリをパラにして随時聴けるようにする




ゲートからアースしているOSコンをチェックすると47μF16vだった この基板はツェナーダイオードを1.3KΩからアースして+7.2v-4.8vに使っていたのでその時は良かった それでも知らずに暫くエージングしていたが壊れていない 案外強い? 当然22μF35VOSコンに換えた そんなこんなで出力をチェックすると+側が出力しない? 早まってk214を替えるもNG 結局22μF35VOSコンがショートしていた 何かの実験に使ったのでそのとき1つが壊れたのだろう OSコンは頃れるときショートするから出力への影響はなくて助かる時がある ヒーター6.3vに+100v位を誤って繋いだときもOSコンがショートして助かったことがある そうでなければ繋がっていた球はすべて昇天の運命だった
(※OSコンは破損するとショートモードで壊れてしまうという)
こうなるとヒューズは必須なのだが・・・
 →※抜粋