カー トリッジ考  古 い手持ちのMM達が蘇った


 あなたは、MC カートリッジに(お金を)いくらかけられますか。は以前に書き込んである。2010.5.25  あれから、3年半もたってしまった。

サ テンM11については別項目参照に書き込んだ。 2011.05.04  こちらは、2年半前だ・・・

手持ちのMM系カートリッジ。


左からオーディオテクニカAT-21S、東京サウンドSTC-10、シェアーME95ED 45年も前のMM(IM)カートリッジ達がしっか りと動作している。カンチレバーが硬くなっているのかどうかわからないが、MCにはないダイナミックさがある。中でもシェアーはメリ ハリがある。
手軽に取り替えて聴けるということでは、普通のプリメインアンプのMM系フォノ端子に繋ぐのが一番だ。金田アンプではそうはいかない。ケーブルを接続する都度緊張する。歳だから、過度の緊張は心臓に悪い。そのような意味では、断捨離でもないが、もっとシンプルにしよう。

そういえば、つい最近、オークションにオンケンの3way一式と金田アンプ一式を出していた方がいた。歳を考えてコンパクトにしたいという主旨だったと思う。
 @No.218電流伝送アンプシステム
 Aアルテック オンケン スピーカーシステム 金田式DCアンプ付
この2つを出品していた。相当の金額だ。
「37年ぶりに初恋のコーネッタにめぐりあいゲット、年齢も考えシンプルな装置で気軽に音楽を楽しみたいと思い出品しました。」とのこと・・・感じ入る。

自分のオンケンの3way一式はどうするのかね。エンクロジャーなしで500千円もしたのに。
マイ音楽室は2階の7.5帖、ハム(アマチュア無線)のシャックは1階の7.5帖を使っているが、写真のプレーヤーは1階でBGMに使用のもの。アンプはビクター A-D77 ステレオアンプ1983年製の古いものだが、フォノ端子もあって重宝している。スピーカーはコンポについていた小さなものだ。これが終の棲家になるのかも?2階は何かと不自由だしね。

項目 AT-1S STC-10 ME95ED
価格 円 7,900 6,900 12,000
発電方式 IM型 MM型 MM型
出力電圧 4mV/1kHz 5cm/sec 5mV 4.7mV(5cm/sec)
針圧 0.5〜2.0g(最適 1.0g) 0.7〜2g 0.75〜1.5g
再生周波数帯域 10〜25,000Hz±3dB 10〜25,000Hz  
チャンネルセパレーション 30dB/1kHz 25dB  
チャンネルバランス ±0.5dB/1kHz    
コンプライアンス 30×10-6cm/dyne 18.5×10-6cm/dyne  
負荷抵抗 50kΩ    
直流抵抗 1.3kΩ     
インピーダンス 5kΩ/1kHz    
針先 0.5mil 0.55mil 0.2×0.7mil
自重 7.5g 5.5g  
交換針 AT-21D \3,600   NE95ED(\6,500)
発売 1967年11月 〜1970年 1986年
販売終了 1974〜1975年頃 1974〜75年頃  
備考 垂直トラッキング角 15度 価格は1970年頃 価格は1986年頃
※データーは「ヘッドフォン近代博物館別館」さまから引用しました。ここのデータベースの多さには驚きました。ご苦労に感謝申し上げます。

2013.12.21

オーディオの足跡では M95ED:\18,600(1979年頃)\24,500(1980年頃)との価格だが自分にはいくらだったのか記憶にない(2018.03.12追記)




 東京サウンドSTC-10についてもう少し詳細に。
何とシンプルなこと

下の記事は「ステレオのすべて’68」の東京サウンド(株)広告から掲載

 2013.12.29