6C33C-Bパワーアンプを自分の分も含めると4台製作したことは、別のページで述べた。冷却ファンボックスのパワースイッチ(PWsw)は、アンプの前に入れる。アンプの動作中のオンオフは厳禁である。そういえば、アンプの保護回路にリセットswがあるが、これも同様であり、このswは無い方が良い。
数日前になるが、KAZU宅でMASAと私の3人でレコードを聴いた折に、6C33C-Bのオフセット電圧をあたったら、右だけ300mVと少し多めだったので真空管プリアンプのAOCを調整した。真空管プリアンプのボリウムは、ロータリーswにスケルトン抵抗方式であり、KAZUは乗ってくるとそのボリウムを最大にして聴く。少しスピーカーが心配だが、JBLはある程度パワーを入れないと良く鳴らない重いウーファだからと語る。そのために真空管プリアンプ製作時にこのボリウムのゲインを落として置いたことを思い出した。①か②か忘れたが、②のケースだと最大でも20KΩ(A)の11時の位置と同様となる。①だとしても14時の位置だ。
①金田アンプNo.132で採用されているATT。
ゲインdB |
R2⑥ |
R1 |
ステップ抵抗値 |
抵抗No |
4.5 |
1000 |
680 |
680 |
① |
9.2 |
1000 |
1880 |
1200 |
② |
13.4 |
1000 |
3680 |
1800 |
③ |
17.4 |
1000 |
6380 |
2700 |
④ |
21.0 |
1000 |
10280 |
3900 |
⑤ |
②ゲインを減らす方法として紹介されているもの このATTから見ても約3db(1.4倍)ステップだ、通常使用しているがこれくらいが良いと感じる。
ゲインdB |
R2⑥ |
R1 |
ステップ抵抗値 |
抵抗No |
3.3 |
1000 |
470 |
470 |
① |
6.1 |
1000 |
1030 |
560 |
② |
9.1 |
1000 |
1850 |
820 |
③ |
12.1 |
1000 |
3050 |
1200 |
④ |
逢うたびに、MASAはこう語る。
「東京からこの地へ来た頃、人口の少ないこんな田舎に音楽を楽しむ輩はいるのだろうか?ところが、同じ職場にKAZUがいたのだ。さらに少しして音楽好きの医師YABUにも出くわした。なんと幸せな出逢いなのだろう」と。
そして、1990.12.08一枚のレコード誕生の日、運命的な出逢いになる。このとき、ph7こと私もいた。かれこれ、25年も前の出来事だ。
これが、1997.06.08オープンの「レ・コード館」構想へと繋がるのだ。
さらに、衝撃的な1994.02.01金田明彦氏との出逢いだ。金田アンプに出逢ってから、気のおけない仲間たちは、市販のオーディオ機器(アンプ)から足を洗った。ph7も居なくなり、6C33C-Bが壊れて使えなくなったら、どうしようという不安が無いわけではないという。保険として次のアンプを作っておけば良いだろう。
13.10 228 音楽専用SiC MOS-FET ロームSCTMU001F採用バッテリドライブパワーIVC
ただ、SiCデバイスの価格が高くて、マルチを構成するには尻込みするし、電圧伝送から抜けるのも難儀するから、次のアンプの方が良いかも。なお、電源に使用するダイオードをSiCにするだけでも音は違ってくると思われる。
07.04 192 オールFETプリメインアンプのメイン部
仲間3人で飲んだ純米大吟醸「辻善兵衛」 うまかったなーあ。
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For me これはph7の備忘録
2014.09.24 |