'03.06 173 6C33C-B 34W DCパワーアンプ ドック入りU
  WEの4極管WEWE418Aハイゲイン差動アンプ搭載
発端メール

 
起承 2014/09/16
ph7様
はじめまして、突然のメールで失礼します。私は、T.Kと申します。
現在、diord市に住んでいます。
金田さんのアンプのとりこになって1石のMCヘッドアンプを作ったのは、どれくらい前でしょうか?No.39トロイダルでプリアンプを作り、No122の電池FETプリを作ったり、No110 GOA電池10wアンプを作りました。ただ、恥ずかしいのですが、電気回路については素人でして、私に作れそうなものだけを楽しんできました。4年くらい前には、秋田の視聴会に出かけたこともあります。
オンケン3way やALTECユニット後藤ユニット等で楽しんいます。
ずいぶん前から時々、「夢クラフト」のページを、拝見させていただいております。
素人の私にとっても、わかりやすい具体的な説明が有難く、制作意欲をかきたててくれる内容に、感謝しております。
さて、もう7年位前になりますが、知り合いになったMJ市のショップのオーナーが、なんと、私のあこがれていた金田式418a 6c33c-B、DCアンプを所有されておりびっくりしました。
オーナーは、故障しているが、ゆずってもいいといってくれたのです。
ほしくて仕方がなかった私は、そこで、インターネットで修理に関して調べていると、なんと、ph7さんのページに修理記事があり、この記事を手がかりに、なんとか修理できるかもしれないと思い、思い切って、ゆずってもらったのです。
その後、再びph7さんの修理記事をじっくり見直していて、びっくりしました!!なんと、修理の様子を写した写真に、アンプのエンブレム「***」が写っていたのです!
本当にびっくりしました。ph7さんの修理記事は、私がゆずってもらった6c33cアンプそのものの記事なのだと気がついたのです!!!
ph7さんの丁寧な修理説明を読みながら、修理を始め、ずいぶん頑張ったのですが、泥沼状態におちいるばかりで、お手上げでした。その後、何度かメールを差し上げ、アドバイスをいただきたいと思いながらも、多大なご迷惑をかけてしまうだろうと思うと、メールも出せず、今まで放置してしまいました。
今日、ph7さんのページを拝見しているうちに、やはりどうしても、復活させて、音を聴きたいと思いました。
また、No,192のアンプの音や、416-8Aダブルの音も大変興味があります。レコード館も一度は足を運びたいと思っております。
一度、会ってお話をうかがわせていただけないでしょうか?
実は、もう何年も、願ってきたことなのです。
北海道diord市 T.K

ph7様
確か、右側だけの問題だったはずです。オーナーさんは右側6c33c-b一本が真っ赤になって、それから音がでなくなったと言っていた気がしました。それと、オーナーさんがファンをはずしていた時に起こった様に僕は想像しました。
最初は電源電圧は問題ない様でしたのに、僕がかえっておかしくしてしまったのかもしれません。
自分はA1967やダイオードを何本か交換したと思います。また、調べている間にタイマーリレーが壊れました。交換しましたがまた壊れたので諦めました。途中で投げ出したままで、右半分配線も外してあるところがあります。初段は調整が必要ですが壊れてはいないと推測します。AOCは壊れているかもしれません。正確な状況がつかめていません。
ph7さんの調べた順に、追っていったと思いますが、高いタイマーが2つも壊れてギブアップしました。
T.K

T.K様
6C33CBが2回目に壊れた要因が不明でして、普通はそう簡単には壊れません
6C33CBのヒューズが切れたのか?どのような状況なのか。
終段のIoは250mA位で低めに設定したと思っていますが、、、更に、ファンBOXを作って差し上げたので、熱による心配は無いはずです。
当方のグループでも私のほかに3台稼働していますが、管内ヒューズ切れのトラブルが有っただけです。丈夫な球なんですがね。
現在の6C33CBの状況はどのようになっていますか?
ph7


ph7様
夕方に外出先で思い出し、報告させていただいた内容は、とんでもなく記憶違いでした。
混乱させてしまったと思います。すみませんでした。
カレントミラー、定電流回路基盤のTr4,Tr5のC4578を交換しました。
保護回路制御部のK851(プラス側かマイナス側かわすれました。)を交換しました。K2967に換えました。
確か、スケルトン100KΩ間電圧VGを何度はかっても、うまく行かなかったと思い出しました。
あとは、修理中、相当何回も電源をON、OFFしすぎたためでしょうか、わからないのですが、タイマーは壊れました。
このような様子でした。
T.K

ph7様
今回には欲張りかもしれませんが、実は大胆な希望を持っています。
ph7さんに、修理についてわずかでもアドバイスいただけたならば、私がrecord町のどこかで、二、三日場所を借りて、修理に取り組むことが可能な場所はないものでしょうか?幸い車は広くフルフラットになりとても心地よく寝れるのです。時々、そうして楽しんでいますので、我が家で1人悩んでも解決しない気がしまして、方向が見えるまで集中して取り組みたい気持ちなのです。ちょっと無謀過ぎるかな…とも思うのですが…
修理に必要そうな部品や、テスター、半田等は車に積んで行きます。
T.K

  For me これはph7の備忘録

2014.09.16〜
2014.09.26

素人は皆、同じです。当方も作れるものだけです。
  T.K様
すごく意欲的ですね。
しかし、修理には時間が掛かりますから、予定の日数では難しいと思います。
どうも腑に落ちないのは、MJ市の方がどのような使い方をされていたのか?
当初は、使い始めて1週間程度で発振で壊れたようですが、6SN7GTプリに問題があったのかなとも思います?
このパワーはそう簡単には壊れないでしょう。先日も、record町の仲間内で飲み会があって、先方の6C33C-Bで楽しくレコードを聴いていました。相当、ハードに使っているようですが、元気に頑張っていました。
これは、2000〜2001年頃に、6C33C-Bを3台作った内の1台ですが、保護回路は付いておらずシンプルな構造となっています。後にファンボックスを作って球を冷却しています。フアンの位置によってオフセット電圧が動くので注意が必要です。アンプとフアンボックスは一体と考えた方が良いと思います。
24日は着いたらショートメールでもいただければと、思います。
では、お待ちいたしております。
ph7 PS.アンプの移動時は、6C33C-Bだけでも番号を付して別にした方が良いでしょう。


ph7様
そうですか、簡単には壊れないはずなのですね。
私は、初段の不安定で、デリケートなアンプなんだろうと思っていました。
腑に落ちないという点にかんしては、十分な情報がなくて申し訳ないです。
修理のための状況把握に、どんな状態で壊れたかは大切ですよね。
MJ市さんの方にどうして壊れたかか聞いたはずですが、しっかり覚えていません。
あまり細かくは話していなかったと思います。冷却ファンは使っていない様子であったことは覚えています。
私はph7さんの記事をみながら、出力管をはずして、調べていきました。
記事に説明してくれていたように進めてはみたものの、
基本的にわからないことがあったりでした。テスターでダイオードやFETなどをしらべて、あきらかにおかしいものを取替えてみましたが、続けていると、またさらにどこかを壊している気がして、どうにもなりませんでした。
たしか、電圧がAC140V前後はりついてどうにもできないでいたように思い出します。
そのうち、タイマーが壊れたり、整流管を落として割ってしまったり、お手上げになってしまい放棄しました。
こわくて、電源を入れる気にならなくなってしまいました。
確かに、金田アンプを作ったり、修理したことのない者は、手を加えるべきではなかったと思っています。
ph7さんの記事で6c33cBアンプのよさを読み返すと、どうしても復活させたくなっております。
わたしは、このアンプの音を一度も聞いていなく、残念だし、このままも悔しいのです。
整流管をやめて、ダイオード整流にしたり、タイマーをIC化したり、AOCを強化したりができたらなどと思うこともあります。
ph7さんが書いておられるように、初段をFET版で十分なのかもしれません。
T.K
2014/09/23

T.K様
冷却ファンは使っていなかったと推測される」とのこと
これは重要です。フアンを使う前提で調整していますから、オフセット電圧は相当上がり保護回路が動作したはずです。金田アンプの素性をあまり知らなかったようですね。残念。
ph7 2014/09/24


ph7独り言
2014/09/24、T.Kさんが来町時に伺ったことだが、前オーナーは市販の感度の鈍いACアンプと同様の扱いをしていた可能性があると聞くと、冷却フアンを使っていなかったというのも頷ける。なお、418Aはマイクロフォニックノイズも個体差で持ち合わせるので、そちらの対策も心がけるべきか?

 
 









アンプとフアンボックスは一体」については、No.140はAOCないため。と考えててのコメントにて、No.173は少し異なる。 
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