Gallery 2WAY NETWORK ALTEC 604E
[2WAY NETWORK]

相当バラックのいいかげんなもの 実験用だ

いつもいつもマルチシステムではなくネットワークを通した音も必要である 作ったばかりのパワーアンプをただちに聴いて比較してみたくともマルチシステムではその真価を図れない リファレンスとしてネットワーク方式のシステムがあるとネットワーク方式ではこのように聴こえるのだという感覚を養っておける まわりがネットワーク方式がほとんどだから必要なことなのである


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last update : 2002.02.01

 
  2way0.68mHコイル

2way6.8μFコンデンサー
 

 
 604Eは、クロスオーバー周波数は1500Hzである。2WAYだからこのあたりまでウーファーでカバーしないとバランスがとれないのか。試作のネットワークは1500Hzである。

ネットワーク
設計値としては、図のとおりとなった。
スピーカーのインピーダンスは公称12Ωであるが、ほぼ近い数値である。
空芯コイルは0.68mHを2つシリーズに使い、コンデンサーは6.8と2.2μFをパラにした。
これで、十分である。まあ、よくもここまでぴったりのパーツがあったものだと感心する。

604E 2wayネットワーク回路図


3wayに変更する。(2010.08.26)



各スピーカーの能率が不明のためカットアンドトライで数値は決めた
なお、下記の表から分かるとおり合成抵抗の表その1は金田アンプ・オーディオDCアンプ 製作のすべて(上)第8章23図を数値化したもの
その2は604E3wayを数値化したもの
この表から low=105 mid=102 high=106dbとみなして計算していることが分かる
こうなると減衰後のレベルがバラバラだが、試聴上はまだ中高域がきつく感じる
また、上図のmid 9.0μF 0.27mH、 high 2.2μFは計算上の数値ではなく実装のもののため調整の要があるので容赦
さらに、クロスfcもmidは7KHzでカットオフ、10.7KHzからhighが出てくることとなるはずでバランスが悪い パーツを修正する要あり



このため、次表のようにすれば、すべて102dbとなりバランスは合うはずだ






その後、以下のような構成になった。あとは、スピーカーの能率を合わせればよいことになる。(2010.8.27)
1.36mHは0.68を2ケ、9.0μFは6.8+2.2、2.67μFは2.2+0.47


2002.02.10 1版

参考にするため別のページから以下を転記
 インピーダンス 8〜16Ω(実際は12Ω)
 クロスオーバー周波数1500Hz
 感度101dB
 再生周波数20〜22,000Hz
 許容入力35W(ピーク50W)
 マグネット:アルニコ5型永久磁石(低域・高域共通)
 マグネット重量:低域2.0Kg・高域0.54Kg、
 磁束密度:低域13000gauss・高域15500gauss(高域のほうが強い)
 外形寸法:φ38.9×28.3cm、重量15.3kg

なお、一番上のRL、RS、RHの抵抗値はスピーカーのインピーダンス。
2015.09.07


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