ハンダによる音質変化         STEREO 2019年9月号
クラフト・ヴィンテージ
2019.09
  電源ケーブル編   

6C33C-Bパワーアンプやボサノバについても雑記

For meこれはph7の製作備忘録

電源ケーブル 「ACインレットの2カ所のみのハンダで音が変わる」らしい
私の駄耳では聴き分けられないと思う


STEREO2019.09引用

電源ケーブルのハンダで音は変わるか試聴
STEREO連載クラフト・ヴィンテージでは
過去にハンダによる音質変化を聴くべく信号系ケーブル (RCA) の間に直接ハンダをはさむ実験もしたようだ これは違うことは予想がつく
しかし今回
電源ケーブルでハンダの音の違いが出るのかACインレットの2カ所のみハンダ付けしフォノイコライザー及びパワーアンプの電源コードを交換しての実験レポートが気になった

フォノイコライザーでの試聴

 試聴音源は「ボビー・ウーマック/ThePoet」から『GAMES』。デヴィッド・T・ウォーカーのギターがソウルフルに奏でられるもの とのことだが このソースの手持ちは無い

まずはGoodtから
となっていて 普段使っているハンダでこの音を基準として聴き分けていくとのことだか~このレポートは無い


Dutch Boy Blue
全体に野太く、ボトムがしっかりしたグルーヴィな音で、ベースの音、ギターの音、そしてウーマックのボーカルが気持ちよく聴けます。この音源に対してはドンピシャといった感じです。

NASSAU
分解力も良く、鳴りつぶりも良い感じですが、抑揚に乏しく地味な印象。いわゆるオーディオ的な鳴り方がします。ずっと聴いていたいサウンドではない感じです。

MULTICORE SOLDER
高城が煌びやかな感じになり、立体的な奥行き感を表現します。この音源ではピアノが主役? というくらい、ピアノの音が目立って聴こえるようになりました。一方で本来主役のボーカルが少し目立たなくなった感じです。

和光テクニカルSR4N-CU
解像度が高く、昔もスピーディで現代的なハイファイ調。バランスは悪くはありません。全体に冷静な雰囲気です。

私の手持ちのハンダである
和光テクニカルSR4Nは6C33C-Bパワーアンプ製作のお礼で頂いたもの
隣のソルダーコートはんだ 0.8mm 1kg も同上

常用は千住金属 スパークルはんだ 1.0mm 1kg
和光テクニカルSR4Nは溶解温度が高いので6C33C-Bパワーアンプの真空管のソケット回りに使用している

線材等が変われば音にも影響するのは理解できる
ハンダは接着剤だから音信号は基板をはじめ接続点等無数といえるようなハンダの海の中を泳ぎ回って最後はダイエイ電線30芯とスピーカーとの接点のハンダを通り音となる

私の場合は千住金属 スパークルはんだの海を泳いで音となるからどこかに1箇所別のハンダを加えるのはスパイスとなり音は変わるかも知れないが私が聴き分けられるか疑問だ
変えるとすればどこなのか
電源なのか
EQなのか
ラインなのか
パワーアンプか

選択肢が多すぎて・・・


悪い癖?なのか良いことなのか?

 電源ケーブル
 電源ボックス
 スピーカーケーブルを浮かすサポーター
 高額なスピーカーケーブル
 高額な機器間ラインケーブル
 高額なカートリッジやシェル
 高額なアンプ類等・・・etc

等々色々なアクセサリー類が高額でPRされていて効果があったとオーディオ誌で紹介されているが基本的には信じないことにしている

素のままで良い音が出ないのにこれらのもので良くなるはずがない と

金田アンプに限ってはこれらのことが無用であるしそのようなことをせずとも十二分良い音だから無用なトライはしないことに繋がるのか

それらにかけるお金があれば真空管プリをつくるとかして石とは別の境地をさまよい歩くのが良いと思うのは自分だけだろうか
電圧伝送で聴いているとすれば電流伝送アンプを体験してみるのも良い
金田式DACも良い
従っていつまで経っても市販のアンプ類には手は出さないことになる

6C33C-Bパワーアンプの素晴らしいレポートを紹介する
https://ameblo.jp/507576/entry-12522750502.html

このような記事を見ていると今晩は6C33C-Bパワーアンプに火を灯そうかと思ってしまう

そうそう最近はボサノバを聴いている
スタン・ゲッツのポサノバのLPを2枚見つけたので聴いたがジャズとは違う楽しさがある
きっかけはFMNHKを聴いていて 9/20頃19時前後だった ボサノバのジャンルを作ったジョアン・ジルベルトが88歳で亡くなったと聞いて無性に聴きたく成った
2日続けてNo.215プリで簡単に聴いていたが今夜はNo.221と6C33C-Bパワーアンプも良いと思っているが

No.221と6C33C-Bパワーアンプでゲッツ/ジルベルトを聴く
圧倒的な低音にはあらためて驚く
このパワーアンプのDCオフセットは常に監視下に置くようにしている スピーカー端子のDCオフセットを見ると写真のとおりだ
左が気になるがプリなのかパワーなのか特定できないからこの時点ではむやみに調整しない
安定するまで時間がかかるから少し音楽を聴くことにする
30分後には左が落ち着いて右と同様になった
原因はプリなのかパワーなのか それぞれドンピシャに合わせてあったはずだが環境温度でもズレは生ずるからあまり神経質になる必要もない(パワーの下のBOXのファンの位置が少しずれてもDCオフセットは変わるから)

いずれにしても0.6Vを超えるとシャットダウンするのだがそう云う状況には陥らせたくない

     
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