No.130 FET DCパワーアンプの思い出
  2018.12.20



http://ph7dc.but.jp/dc_amp/130fetpowerAMPretry.html
No.128 プリメインアンプと言いこのアンプと言い
「思い出」文言が付き纏う

思い出話を始めるようになたら、新しい経験をしていないってこととか?


No.130 FET DCパワーアンプ

このアンプは仲間内で中域用として稼動している新冠製作会での成果品だから25年も経ったのだ そうそう長男のところにも置いてあるはずだ 段々と記憶が曖昧
手元にある同じアンプは以前からあれこれと改修しているが今回も思い出したように音を聴きたくなった
いずれにしてもきちんと音出しのできないアンプを温存しておくのは性に合わない さりとて活躍の場はそうそう多くはないのだ
状態としてアンプ単体ではOK プリアンプを繋ぐと乱れる IoもVoも乱れる No.128をこのタイプにしたときもトラブルが多かったのが記憶にあってドライバー的に終段の手前に入っているJ77とK214を除去することにした No.128もJ77とK214を追加したときに良い感想は抱かなかったと思う
シンプルが全てではないと'19.1月号で金田先生は説いていたような しかしこの場合はシンプルが良いと思った 複雑になるほどトラブルが頻発するような
そのような訳で手始めにLchのJ77とK214を除去したら今までのことが嘘のように問題なく動作するではないか こうなると仲間内で稼動しているものはどのような状態なのか点検する必要がある 確か±24Vのバッテリー駆動だったはず(まてよ長男のところはトランス方式でREGなし±30Vだ)
 No.128もこの130も同様に初段のオフセット調整VR200Ωと2N5465のバイアス用の500ΩVRが悩ましく関連しているので調整がやりずらい なおこのアンプの2N5465のIdssは計測していない 思い切って取り外して計測するのが案外近道かも知れない そして見合った固定抵抗に置き換えることが良い さらにIoの調整は2段目の240Ωで行う方がすっきりとするかも

黄色部分に付いていたパーツを除去した 左上に除去したものを置いた
すごくスッキリ 4分の1世紀まえのアンプで楽しめるというのは自作派の醍醐味
J77とK214は簡易REGに使えるからストックケース行きだ
このように外したパーツは日付や外したアンプ等 外した理由を書いてチャック付きビニール袋に入れて置く 後から使うときに非常に参考になる


たまには広げて確認 お宝発見



Lchは配線まで完了 Rchはこれから
記事ではVRでゲイン調整できるがここは3.9KΩの固定負帰還式としている どうもこのケースの中を単線でこれ以上引き回すのは容赦(と言いながらそのうちVRを付けたくなる そのようなレイアウトと穴まで開けてある)
入力ケーブルは訳あってTACHII ソフテックマイクコード 0.5SQ-1Cからモガミ2497に替えた 回帰思考が始まったようだ


 
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足の踏み場もない 現況をスナップ
No.130にゲイン調整できるVRを付けた スムーズに可変できる
プリはNo.122と古いものだが古いもの同士相性は良い
プレーヤーは手前のトリオKP-700 カートリッジはAUDIO CRAFT AC-03(mottainai)
ホテル・カリフォルニアが心地よく鳴っている