No.130 ドレインフォロワー出力 オールFET DCパワーアンプ 1993/9
このアンプは、金田明彦先生の
ヒャリング&製作会時の製作第1号機だった
現在でも仲間で使っている
優れものだ
ここでは、プリも入れようとがんばるが
そのままにされパワー部だけで
しばらく時間が過ぎた
製作時にも右のCHがトラブル
それを引きずっているのか
今回、ちょっとしたことで
考えられないようなトラブルが・・・
トラブルがなければ
このように姿を見せないというのも?だが
おかげで、このように登場した次第だ
放熱も軽く
記事のとおり140mA程度を流すのであれば、放熱板は不要。サイドのアルミパネルで十分である。
FETドレインフォロワーパワーアンプの怪
プリも一緒のケースにコンパクトに組めると思いこのNo.130パワーアンプを製作したまま特に活躍の場もなく置いておき、最近になってラジカセ並みに音楽を、という視点からヤマハYP−800でアナログソースを聴く機会が多くなった。SWポンで、すぐ聴けるということも大切だ。プリはNo.122と組み合わせて聴いていたが、No.128(138)完全対称のTRプリはどんな音かとも考え、取り替えたがここでトラブル発生。右CHのスピーカー(BOSE301MM)からバリバリと異音が発生。相当の電流と相当のオフセット電圧が発生したものと思われる。プリを変えただけでこの有様だ。気軽に聴けるシステムとして、スピーカーはオークションでエッジ破れのスピーカーを入手、エッジは自分で張替えたばかりなのに、これが原因でボイスコイルを飛ばしては、元も子もないということか。
ちなみに、完全対称のTRプリとNo.159のUHC2パワーアンプとの組み合わせは、何ら問題は発生しない。完全対称のTRプリとFETパワーアンプのときだけ異常な状況に陥るのだ。ただ、当然のことだが、パワーの入力にプリからのラインをつながずにショートプラグを差し込むと何もなかったようになる。プリからの出力、しかもミューティングSWをoffにしたときに問題があったのだ。プリのイコラィザーから何らかの悪さ信号が出ているのか。
No.130 FETパワーアンプ最終
配線を整理して、最終バージョンとなった。結局、プリは内蔵しない。また、右CHの怪奇現象は、初段のK30ATMペアを取替えてなんなく解消された。ただ、入力側ゲートをアースする高抵抗のアース不良ということも考えられたので、その周辺を半田で念入りにメンテしたこともあったのかも・・・。
終段に140mAは少し熱を持つので、結局は100mA程度に落ち着いた。
(2005.07.12)
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2004.08.28 1版
2005.07.12 最終